1期をひとことで:「普通の自分」に悩む高海千歌が、スクールアイドルAqours(アクア)を立ち上げ、仲間集め・東京での得票0の大敗・学校の廃校危機を経て、「μ'sの真似ではなく自分たちだけの道を走る」ことに気づき、ラブライブ!地区予選のステージに立つまでの物語。キーワードは「0から1へ」と「輝きたい」。
| 名前 | 学年 | ひとこと |
|---|---|---|
| 高海 千歌(たかみ ちか) | 2年 | 主人公・リーダー。実家は旅館「十千万」。「普通星人」を自称し、μ'sに憧れてAqoursを立ち上げる |
| 桜内 梨子(さくらうち りこ) | 2年 | 音ノ木坂学院からの転校生。ピアノが特技で作曲担当。犬(しいたけ)が苦手 |
| 渡辺 曜(わたなべ よう) | 2年 | 千歌の幼なじみ。高飛び込み選手で衣装づくり担当。口癖は「ヨーソロー!」 |
| 津島 善子(つしま よしこ) | 1年 | 自称・堕天使「ヨハネ」。中二病キャラから抜け出したいが抜け出せない |
| 国木田 花丸(くにきだ はなまる) | 1年 | お寺の娘で本の虫。語尾は「〜ずら」。ルビィの親友で歌が得意 |
| 黒澤 ルビィ(くろさわ るびぃ) | 1年 | ダイヤの妹。人見知りだが筋金入りのスクールアイドル好き |
| 松浦 果南(まつうら かなん) | 3年 | 千歌の幼なじみ。実家はダイビングショップ。元スクールアイドル |
| 黒澤 ダイヤ(くろさわ だいや) | 3年 | 生徒会長。実は重度のμ'sマニア。元スクールアイドル |
| 小原 鞠莉(おはら まり) | 3年 | ホテル経営者の娘で現・理事長。英語まじりの「シャイニー☆」キャラ。元スクールアイドル |
30秒でわかるこの話:何にも夢中になれず「自分は普通星人」と思ってきた高海千歌は、東京でスクールアイドルμ's(ミューズ)のライブ映像に衝撃を受け、自分の学校・浦の星女学院にスクールアイドル部を作ると決める。しかし生徒会長・黒澤ダイヤに申請を却下され、部員も集まらない。そんな中、海で出会った作曲のできる少女・桜内梨子が、なんと転校生として千歌のクラスに現れる——「奇跡だよ。それが全ての始まりだった」。
東京でμ'sのライブ映像を見た千歌は「普通の高校生なのにキラキラしてる」ことに衝撃を受け、スクールアイドルに夢中になる。
新学期の校門前でビラ配りをするが部員は集まらない。1年生の花丸・ルビィ、自称・堕天使ヨハネこと善子にも声をかけるが逃げられてしまう。
部の申請には最低5人必要。しかもダイヤは「私が生徒会長でいる限りスクールアイドル部は認めない」と宣言。μ'sの名前を千歌が読み間違えると、なぜか猛烈な勢いで訂正される。
千歌は海で「海の音を聞きたい」という不思議な少女と出会う。彼女は東京でピアノをやってきたが行き詰まり、曲のイメージを探していた。千歌は自分がなぜ輝きたいのか、μ'sへの想いを夢中で語る。
「小学校の頃からずっと、ちかちゃんと一緒に何かやりたいと思ってた」と曜が加入。2人で申請書を再提出するが、やはり却下される。
翌日、教室に転校生が紹介される。海辺で出会ったあの少女——桜内梨子だった。
30秒でわかるこの話:千歌は転校生・梨子を毎日勧誘するが「ごめんなさい」と断られ続ける。梨子は幼い頃からピアノ一筋だったが、いくら練習しても上達せず、心が折れて環境を変えるために内浦へ来ていた。3人で海に潜って「海の音」を探した日、梨子の中で何かが変わり、作曲担当としてAqoursの曲作りに協力することになる。実は梨子の部屋は千歌の部屋のベランダ越しのお隣さんだった。
千歌の猛アタックに梨子は「ごめんなさい」の連続。それでも千歌は諦めない。
梨子はピアノのスランプで「海の音が聞ければ何かが変わるかも」と内浦に来たことを打ち明ける。千歌は「スクールアイドル関係なしに、海の音だけ聞きに行こう」と誘う。
千歌の幼なじみで3年生の果南の店で、3人は海に潜る。水中では音は聞こえにくいが「景色からイメージする」ことを教わる。
暗い水中で耳を澄ませた梨子は、ついに探していた音のイメージをつかむ。感極まって千歌に抱きつくが、「スクールアイドルにはならない。曲作りを手伝うだけ」と線を引く。
千歌の実家に集まり歌詞づくり。「恋の歌は経験がないから無理」という梨子に、千歌は「スクールアイドルへの大好きなら、いくらでも書ける」と目を輝かせる。
夜、千歌の部屋の向かいから梨子のピアノが聞こえてくる。2人はベランダ越しに語り合い、梨子は千歌のまっすぐさに心を動かされていく。
30秒でわかるこの話:浦の星に高校3年生の新理事長・小原鞠莉が着任。「体育館を満員にできたら部として承認、できなければ解散」という条件でデビューライブを課される。全校生徒を集めても満員にならない体育館を前に、3人はビラ配りと猛練習で挑む。校庭の黒板に誰かが書き残した「Aqours」の文字をグループ名にもらい、雨の当日——開演時間を千歌が間違えるハプニングの末、会場は町の人と生徒で満員に。Aqoursのファーストステップが刻まれる。
ヘリコプターで現れた鞠莉は、いきなり「スクールアイドルを応援しに来た」と宣言。ダイヤとは旧知の仲らしく、険悪な火花が散る。
「体育館を満員にできれば人数に関わらず部を承認」という条件。ただし全校生徒を集めても満員にならない広さで、実質は町の人を呼ぶしかない無理難題。
3人は町内放送や沼津の商店街でビラ配り。人前が苦手な梨子も勇気を出して声を張り上げる。花丸とルビィもライブに誘われる。
校庭の黒板に残されていた「Aqours」の文字。誰が書いたか分からないまま「この出会いに感謝して」と正式名に決める(書いた人物の正体は第9話で判明)。
当日は雨。開演しても客はまばら——千歌がビラの開始時間を間違えていた。それでも歌ううちに客席は町の人で埋まり、最後は満員に。
「これは今までのスクールアイドルの努力と、町の人たちの善意があっての成功。勘違いしないように」——ダイヤは承認しつつも冷たく言い放つ。客席には複雑な表情の果南の姿もあった。
30秒でわかるこの話:ライブを見て心を動かされた1年生の国木田花丸と黒澤ルビィが体験入部する。しかし花丸は「自分は体力もないし向いていない、ルビィの夢を叶えるのが自分の夢だった」と身を引こうとし、ルビィは「姉(ダイヤ)がスクールアイドルを嫌っているから」と踏み出せない。互いを想うあまりすれ違う2人が、本当の気持ち——「大切なのはできるかどうかじゃない。やりたいかどうか」——にたどり着き、そろって正式加入。Aqoursは5人になる。
「いきなり入部はハードルが高い」ということでお試し入部に。練習場所は富士山が見える屋上に決まる。
ダンスの基礎練習や神社の長い階段ダッシュで、運動が苦手な花丸はすぐ息切れ。「まるには無理ずら」と俯く。
目立たない子どもだった花丸の居場所は図書室だった。内気なルビィの「胸の扉を開いて、その輝きを大空に放ってあげたい」——それが花丸の夢だったと明かされる。
花丸の後押しでルビィは階段を最後まで駆け上がる。一方、花丸は「夢は叶ったから、まるは本の世界に戻る」と退部を告げる。
花丸はダイヤに「ルビィの気持ちを聞いてあげてください」と頭を下げる。ダイヤは妹の本気を知り、複雑な表情ながら黙認する。
今度はルビィが「花丸ちゃんもスクールアイドルが好き。一緒にやりたい」と本音をぶつける。千歌の「1番大切なのはできるかどうかじゃない。やりたいかどうかだよ」に背中を押され、2人そろって加入。
30秒でわかるこの話:入学式の日に「堕天使ヨハネ」ムーブを全開にして以来、学校に来られなくなっていた津島善子。花丸の助けで「普通の高校生」として再デビューを試みるが、うっかり堕天使が漏れて大失敗。千歌は「堕天使アイドルとして個性を出そう」と善子をステージに引っ張り出すもダイヤに叱られ、善子は一度は身を引く。しかし千歌の「自分が1番好きな姿を見せることが輝くこと。堕天使を捨てちゃだめ」という言葉で、善子はヨハネのままAqoursに加入する。
入学式の「堕天使宣言」を黒歴史として不登校気味だった善子。花丸に「危なくなったら止めて」と頼み、普通の生徒として登校を再開する。
クラスに溶け込むため占いを披露するが、ノリノリになった瞬間ロウソクと魔法陣が飛び出し、儀式が始まってしまう。
「堕天使アイドルはインパクトがある」と千歌が提案。ゴシック衣装でルビィと動画配信するとランキングが急上昇する。
「キャラで注目を浴びようなどいただけません」とダイヤが叱責。順位もすぐ元に戻り、作戦は失敗。善子は「迷惑をかけるから」とスクールアイドルを諦める。
「よしこちゃんも、ずっと普通だったんだと思う。これが本当の自分なのかなって思う気持ち、分かる気がします」——堕天使は善子なりの「輝きたい」だった。
千歌は「自分が好きな姿でいる限り、堕天使を捨てちゃだめ」と勧誘し直す。善子は照れながら加入、Aqoursは6人に。
30秒でわかるこの話:浦の星女学院が沼津の高校と統合され廃校になるかもしれない——衝撃の事実が判明する。鞠莉が理事長になったのは、大切なこの学校を守るためだった。千歌たちは入学希望者を増やすため学校と町の魅力を伝えるPV作りに挑むが、「特に何もない町」の良さが見つからず理事長にダメ出しされる。答えをくれたのは海開きの日の風景。町中の人が海に集まるこの町の温かさこそが魅力だと気づき、みんなの想いを乗せたPVが完成する。
統廃合の知らせに校内はざわつく。千歌はむしろ「私たちの学校を救うんだよ。μ'sのように」と闘志を燃やす。
入学希望者を増やすには町と学校を知ってもらうこと。ミカン畑、海、富士山……素材を撮り集めるが「町には特に何もない」が正直なところ。
完成した試作PVに鞠莉は「努力の量と結果は比例しません。大切なのは魅力をちゃんと理解しているか」と厳しい評価。悔しがる千歌たち。
毎年恒例の海開きで、砂浜の掃除に町中の人が集まる。「この町ってこんなにたくさん人がいたんだ」と驚く梨子。人と人の近さこそがこの町の宝だと千歌は気づく。
Aqoursは町の人・生徒たちに協力を呼びかけ、みんなの願いと一緒に浜辺で歌うPVを撮り上げる(劇中歌「夢で夜空を照らしたい」)。
30秒でわかるこの話:海開きPVが5万再生を突破、ランキングは全国99位まで急上昇し、Aqoursに東京のスクールアイドルイベントから招待状が届く。田舎者丸出しではしゃぎながら上京した9人……ではなく6人+α。しかし会場で出会った函館の実力派Saint Snowに「勝ちたくなければなぜラブライブ!に出るの?」と問われ、そのステージの完成度に圧倒される。浮かれた遠足気分のまま、Aqoursは「本物の世界」の入口に立たされる。
「東京で一緒に歌いませんか」。交通費は大人気の海の家バイト(?)でなんとかしつつ、鞠莉が理事長として許可を出す。
気合いの入りすぎた登山ルック(果南)、堕天使コス全開(善子)、「ずら」を封印しようとする花丸。原宿や秋葉原ではしゃぎ倒す。
街で偶然、聖良・理亞の姉妹ユニットSaint Snowと遭遇。「勝ちたいですか? ラブライブ、勝ちたいですか?」というストレートな問いに、千歌は答えられない。
梨子の提案でμ'sの母校を訪問。μ'sが練習した屋上に立ち、それぞれが想いを新たにする。梨子は「私、この学校好きだったんだな」と自分の気持ちを確かめる。
イベント当日。トップバッターのSaint Snowが、鍛え抜かれたパフォーマンス(「SELF CONTROL!!」)で会場を圧倒する。舞台袖のAqoursの表情が固まったところで次回へ。
30秒でわかるこの話:東京イベットで精一杯歌ったAqours。しかし観客投票の結果は30組中30位、得票数0——誰ひとりAqoursに投票しなかった。「精一杯やったから満足」と笑う千歌に、曜と梨子は「悔しくないの?」と問い続ける。同じ頃、ダイヤの口から2年前の真実が語られる。果南・ダイヤ・鞠莉も同じ東京のステージで「歌えなかった」過去があったのだ。夜の海に飛び込んだ千歌はついに本音を爆発させる——「悔しい。ゼロだったんだよ。悔しいじゃん」。ここからAqoursの合言葉「0から1へ」が生まれる。
デビュー曲「君のこころは輝いてるかい?」を精一杯披露。ミスなく歌い切り、手応えを感じて会場を後にする。
帰り際、主催者から渡された集計表。30組中30位、得票0。理亞に「ラブライブを目指すなら諦めた方がいい」と言われた聖良は「バカにしないで。ラブライブは遊びじゃない」と返す——その言葉はAqoursにも刺さる。
帰り道、千歌はリーダーとして気丈に振る舞う。「みんなであそこに立てて嬉しかった」。しかし曜は千歌の内心を見抜いていた。
ダイヤが千歌たちに語る。2年前、廃校の噂を聞いた鞠莉の発案で3人はスクールアイドルを結成。東京のイベントに呼ばれたが、周囲のレベルと巨大な会場に呑まれ、1曲も歌えずステージを降りた。ダイヤがスクールアイドルの話題を避けてきた理由だった。
眠れない千歌は夜の海に潜り、何も見えないまま浮かび上がる。駆けつけた梨子の前で、こらえていた涙が決壊する。
「今から0を100にするのは無理でも、1にすることはできるかも。私も知りたいの」と梨子。悔しさを認めた千歌は、前を向いて続けることを選ぶ。
30秒でわかるこの話:復学した果南は、鞠莉の「もう一度一緒に」という誘いを頑なに拒み続ける。業を煮やした千歌が3年生3人を部室に呼び出すと、ダイヤが真実を明かす——2年前、果南は歌えなかったのではなく、わざと歌わなかった。怪我を押してステージに立とうとする鞠莉を守り、鞠莉の留学(=未来の可能性)を奪わないために身を引いたのだ。すれ違い続けた2人は本音をぶつけ合い、ハグで和解。夏祭りのステージで3年生を含む9人が「未熟DREAMER」を歌い、Aqoursはついに完全体になる。
鞠莉は果南に付きまとい復帰を迫るが、果南は「未練なんてない」と拒絶。校内で掴み合い寸前の喧嘩になり、千歌が「隠してないでちゃんと話しなさい!」と一喝する。
2年前の東京、直前に怪我をしていた鞠莉。あのまま進めば大事故になりかねなかった。果南はあえて歌わずステージを降り、さらに鞠莉に来ていた留学話を活かすため、スクールアイドルそのものを終わらせた。
「私が願う気持ちを甘く見ないで」——勝手に自分の将来を"思いやられた"ことへの怒り。留学に興味などなく、ただ果南と歌いたかった。
夜明けの海で2人は本音をぶつけ合う。「離れ離れになっても、私はマリのこと忘れないから」。2年間の誤解が解け、抱き合う2人。
浴衣の観客で賑わう夏祭りで、9人の「未熟DREAMER」。未熟なまま、本音をぶつけ合うところから始めよう——3年生の再出発の歌になる。
ライブ後、果南が明かす。「私たちのグループもAqoursって名前だったんだよ」。第3話で黒板に残されていた文字は3年生のものだった。千歌たちは知らずに、先輩たちの想いごと名前を受け継いでいた。
30秒でわかるこの話:夏休み。ダイヤ発案の猛特訓スケジュールと、自治会の海の家の手伝いを両立するため、千歌の旅館で合宿が始まる。鞠莉の創作料理「堕天使の涙」(タバスコまみれ)などの迷走を挟みつつ、賑やかな夏が過ぎていく。そんな中、梨子にピアノコンクールの案内が届く。開催日はなんとラブライブ!地区予選と同じ日。梨子は「今の居場所はAqours」と隠すが、夜の海辺で梨子のピアノを聴いた千歌は、「コンクールに出てほしい」と背中を押す。
「夏といえばラブライブ!」。μ'sの合宿メニュー(腹筋・ランニング等)を参考にした鬼スケジュールが発表される。
昼は海の家、朝夕に練習の二本立て。客引き(果南の水着担当)、料理(善子担当)と役割分担するが、鞠莉プロデュースの怪メニューで客足はさっぱり。
売れ残り続けた品々に代わり、曜が父直伝のカレーを投入して大好評。合宿の夜は9人の距離をさらに縮めていく。
梨子宛の封筒を千歌が偶然目にする。日付はラブライブ!地区予選と同日。梨子は「ちゃんとラブライブに出るから」「今の私の居場所はここ」と笑う。
千歌は梨子を連れ出し、「聞いてみたかった」と演奏をせがむ。月明かりの下のピアノを聴いた千歌は、涙をこらえて告げる——「コンクール、出てほしい」。
「私、待ってるから。どこにも行かない。ここでみんなと一緒に待ってるって約束するから」。梨子はピアノと向き合う決心をする。
30秒でわかるこの話:梨子が東京へ発ち、曜が梨子のポジションで踊ることに。しかし曜のダンスがなぜか合わない。原因は技術ではなく心——「千歌と2人で始めたかった」という長年の想いを、曜はずっと呑み込んできたのだ。鞠莉の「うりゃうりゃ」問い詰めで本音を引き出され、梨子からの電話で千歌の想いも知った曜は、夜の学校で千歌と衝突し、雨の中で号泣。わだかまりが解けた8人は、梨子が東京でピアノを弾くのと同じ時、地区予選のステージで「想いよひとつになれ」を歌い上げる。
梨子のポジションに入った曜だが、千歌との息が合わない。互いに「私が悪い」と謝り合う、ぎこちない練習が続く。
「ちかちゃんは、私と2人じゃ嫌だったのかな」。小学校からずっと一緒に何かをやりたかったのに、気づけば梨子が隣にいる——嫉妬とも言えない小さな棘。
目ざとく気づいた鞠莉が曜を問い詰める。「大好きな友達に本音を言わずに2年間を無駄にした私が言うんだから、間違いありません」。
東京の梨子が曜に伝える。千歌はずっと「曜の誘いを断ってきたことを気にしていた」「スクールアイドルは絶対曜とやり遂げるんだ」と話していたことを。
夜、1人で練習する千歌のもとへ曜が走る。「合わせるんじゃなくて、1から作り直そう。曜ちゃんと私の2人で」。雨に濡れながら、曜は「私、バカだ」と泣きじゃくる。
地区予選、8人の「想いよひとつになれ」。同じ頃、東京のホールで梨子は探し続けた音をピアノで奏でる。離れていても想いは1つに重なる。
30秒でわかるこの話:Aqoursは予備予選を突破、梨子も「探していた音」をピアノで見つけて帰ってくる。しかし喜びも束の間、学校説明会の参加希望者はまさかの0人。「なぜまたゼロなのか」。答えを探しに9人は再び東京へ向かい、Saint Snowと再会し、μ'sの母校・音ノ木坂を訪ねる。そこで知ったのは、μ'sが優勝の記録さえ何も残さず卒業したという事実。千歌はついに気づく——μ'sのすごさは「何もない場所を自由に走った」こと。追いかけるのをやめ、自分たちだけの景色を探すと9人は誓い合う。
発表リストにAqoursの名前がなかなか見つからず全員蒼白に……エントリー順表示だった。無事突破、旅館でお祝い(お刺身)。
「探していた曲が弾けた気がする」。ピアノに答えを出した梨子が戻り、「次は9人で歌おう」と誓う。
9月の学校説明会、参加希望0人。「これだけ再生されているのに、なぜ?」——得票0に続く2度目の「ゼロ」がAqoursを襲う。
「μ'sが音ノ木坂を救えた理由を、この目で見て考えたい」。9人で再上京。Saint Snow姉妹と再会し、「勝って同じ景色を見るしかない」という彼女たちの答えにも触れる。
音ノ木坂には、μ'sの優勝記念品も記録も何ひとつ残っていなかった。「なくても心は繋がっているから、それでいいんだよ」と。
「比べたらダメなんだよ。追いかけちゃダメなんだよ」。μ'sのすごさは、何もない場所をみんなの夢のために自由に走ったこと。9人は指切りをして誓う——「0から1へ」。
30秒でわかるこの話:ラブライブ!地区予選本番。クラスメイトのむっちゃんたちから「私たちも一緒に学校を救いたい」と申し出があり、千歌は全校生徒でステージに立つことを思いつくが、規定で出演はエントリー済みの9人のみと判明。仲間たちは客席から「宇宙一の応援」で参加することに。ステージ上で千歌は、内浦の町とAqoursの歩み——出会い、得票0の悔しさ、「0から1へ」の誓い——を物語として語るMCを披露し、9人で「MIRAI TICKET」を歌い上げる。輝くとは、起きること全てを受け止めて楽しむこと。1期はここで幕を閉じる。
毎日練習するAqoursを見ていたクラスメイトたちが「私たちも一緒に何かしたい」と声を上げる。千歌は全校生徒でのステージを構想する。
調べると、歌えるのは事前エントリーしたメンバーのみ。みんなは「客席から宇宙一の応援で参加する。裏女魂見せてあげる」と笑い飛ばす。
本番前、3年生は「あの時置いてきたものをもう一度取り戻そう」と、1年生は「今こうしていられることが夢みたい」と、それぞれの想いを噛みしめる。
ステージ上、千歌たちは自分たちの歩みを語り始める。海とみかんの町のこと、作曲少女との出会い、堕天使の加入、得票0の夜、「0から1へ」。客席の応援と一体になっていく。
「輝きたい! 今こそ輝きたい!」。9人と会場全体で作り上げる「MIRAI TICKET」。予選の行方は2期へ委ねられる。
「私たちがゼロから作り上げたものって何だろう」。何もないはずの心にいつも灯っていた光、この9人でしかできないことを信じさせてくれる光——「私たちAqoursは、そこから生まれたんだ」。